星占いといえばタロット占いなんかとは違い、過去の統計からその人の運命を推測するものというイメージがあります。
では、統計学である星占いは、直感はあまり関係ないのかどうか気になってしまいます。
そこで、星占いを得意とする占い師さんにそのことを質問してみました。
すると、「かなり関係あると思います。まず、その時その時に必要なものが不思議と飛び込んでくるんです」ということでした。
さらに教えてくれたことを要約すると、同じホロスコープの図を見ても、本来は平面なものが、立体感のあるものに見えるらしいのです。
この辺りは占いの先生ならではの経験と感性からくるものなので、一般素人にはイメージできませんが、何だか凄みがあります。
また、ホロスコープには、深さがあるということでした。
そして、私の経験からいうと、占ってもらう時に大事なことは、「今日は、とにかくこのことを相談したい」という場合に関しては、だらだら話をしないことがポイントです。
相談に行く人は、自分の相談のテーマが始めからはっきりしているほうがいい回答を得ることができます。
始めからテーマをハッキリさせておくことで、その時に必要なアドバイスが瞬時に出ます。
仕事運も、恋愛運も、健康運も、金銭運も、とりあえず全部見てくださいというと、最悪なにもためになるアドバイスが得られないなんてことにもなりかねません。色々なジャンルを占ってもらうよりは、ひとつのテーマががあったほうがいいと思います。
「今抱えている状況をしゃべるだけでも自分にとってのセルフーカウンセリングになる。しゃべっているうちに、自分の中で明確になっていくこともありますから、自分は今何か一番困っているかを明確にしてみるといい」とのことでした。
このように、「占い師さんのところに行って色々喋ってもOKです」みたいな優しい占い師さんも多いですが、深いアドバイスをもらいたかったら、行く前に聞くことを絞ってから占ってもらった方がいいと思います。